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ドビュッシー「版画」第2曲「グラナダの夕べ」
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    「版画」はドビュッシーが、約6年かけて1903年に完成させた
    3曲から成る作品。
     
    第2曲「グラナダの夕べ」はハバネラのリズムを基調に
    スペインの夜を描写した魅惑的な曲です

    第1曲「塔」という瞑想的な雰囲気を持つ曲に続き、この曲に入るわけですが
    最初の低音部のcisの音から夜の香が漂い、
    なにか蠱惑的な眼差しがこちらに向けられます。

    それほど長い曲ではありませんが、いくつかの断章、断片のごとく
    場面が転換し展開していきます。

    ハバネラのリズムが一瞬途切れたかと思うと踊り子たちのステップがつかの間ズームアップされたり。
    そんな断章が過ぎ去り最初の情景がより豊かに描写され幕を閉じます。

    3段譜を用いて書いている箇所もあるほど

    ピアノの音域を隅々まで使って立体的な曲に仕上がっています。

    各場面の転換の仕方やその重なり具合などはまるで映画の手法のようです。
    スペインに実際には行ったことのないドビュッシーの
    想像の物語が楽しめます。
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