Shall we play the piano?
午前中は主にバッハを練習、昼から「西洋音楽史」(岡田暁生著/中公新書)を
読み始めたが、まだバッハは存在していない紀元後800年あたりの所で、
今夜の餃子作りを始める。
それからの時間は、音楽史と餃子作りを行ったり来たり。
白菜を刻み塩を振りかけておいて、
紀元後800年に戻り、今日の楽譜の原点と言われるネウマのページを読む。
カール大帝のフランク王国をjar氏に借りた世界史地図で探しつつ、
ネットで検索した餃子のレシピに従い
白菜の水を切り、ひき肉をこね、色々入れて冷蔵庫で2時間寝かせた。
グレゴリオ聖歌とバッハの音楽の相違、そしてもっと今に近い
ショパンの音楽との違いをたどることは、人間の精神史音楽篇だ。
ルーと一緒に皮で中身を包み、クラゲ型やらカニ型やら様々な形の
58個の餃子が出来あがった。食事の時に
NHKテレビ「ダーウィンが来た」を見ていたら、
オウムが人間の言語を使って、「オウム返し」にではなく、
考えて返事をするシーンがあり、興奮。
そのオウムは、数を理解したり大きさを見分けて答えるだけでなく
飼い主が部屋を出て行こうとうすると、
「もう行っちゃうの?」と情緒的な事を言うそうだ。
人も動物も、もしかしたら物だって感じ方は一緒なんだ。。。と
なんだか胸が切なくなる。
こうして日曜は過ぎ、明日からまた1週間。