だんだんと背が伸びていくラムちゃん。
ペンギン越しに見る花壇も、小さいながらも日に日に栄えて
嬉しいな。

風邪も治り、気分一新。
明日から5月。
5月23日のカフェ豆ちゃんでのコンサートに向けての日々。
弾き込んで行くことによって、自分がイメージした微妙なニュアンスを
弾き分ける事が出来ると、幸福感を感じます。
でもまたもっと細やかな表現欲求が湧いて来て、
それが出来るようになりたくて、弾く。
だから弾けば弾く程、ずっと弾いていたくなります。
こういう風に感じられる今は上昇気流。

フェデリコ・フェリーニの1963年の映画『8 1/2』の一場面で
主人公グイドの台詞にはっとしました。
「一つの事に専念する事によって、それを永遠とするような
生き方をしようとは思わないか」



小学1、2年の頃、夜寝る時に
ポータブルプレイヤーで幻想即興曲の入ったレコード
をかけては毎晩のように布団の上で「踊って」いました。。
特に中間部の、幕が開くようなアルペジオが大好きでした。
その頃ピアノの他にバレエも習っていて、
白鳥の湖のレコードもお気に入りで、かけては、勝手に踊り、
もう陶酔の一人舞台。

子供だった私の心に、幻想即興曲は、美しく悲しい大人の世界の
幻影として映りました。
大人になったら、この曲のように夢のような事が
起こるのだろうかなどと、豆電球の下でどきどきしたりしていました。
残念ながらそのレコードはもう無くて、誰の演奏だったのか解りませんが、
心のときめきは私の内に深く刻まれています。

当時家族3人が住んでいたのは、家の敷地内の、母屋の横の
一階二階とも4畳半一間ずつの小さな家でしたが、
大人である私の両親は、2階でドシンバタンと子供が踊る音を聞きながら
知らんぷりしていてくれていたんだなあと思い、ん十年経って赤面。猫
あしあと

朝から少しノドが痛かった。
夕方レッスンを終えると、ジンジンと熱く、
何も考えられなくなり、とにかく眠った。
気がつくと6時、頭が重く、
知人のライブに行く予定は取りやめざるを得なかった。ガッカリ。
カゼ薬を飲んで再び眠る。
夜に目が覚めて、ピアノを弾く。
熱と眠りで空になった体に、自分の出す音が良く響いてきた。
「雨だれ」のペダルのニュアンスを探る。
ショパンが愛用していたプレイエルのピアノに、
この曲はどういう風に響いたのだろう。
どんなイメージを持って、ショパンはペダルの指示を書き込んだのだろう。

エスクァイア誌3月号のピアノ特集に付いていたCD、
ショパン自身も弾いたという1838年製のプレイエルで弾く
イヴ・アンリの「雨だれ」に耳を傾けてみると
瑞々しく気品ある音で、
音の残響が今出ている音をヴェールのように取り巻いている。

楽器によって、演奏の場所によって、ペダリングは当然変わって来る。
だからこそ、マニュアル的に踏む、外すのではなく、
ペダルの効果を良く知り、自分の描きたいイメージに合うよう、
自在に使えることが大事だ。




午後ルーの授業参観、ドキドキ。子供たちの発想はおもしろくて
楽しいひとときでした。
ただ45分間立って見ているなんて日頃無いので
ちょっと、へこたれました。
終わったら急いで帰って来て夕方はレッスン。
春は成長のシーズンなんだろう、子供も手も大きくなっている。。。びっくり

ルーとお揃いのハートのペンダントを買った。
ルーは赤、私はピンク。
おそろいはくすぐったくて嬉しいheart

夜、ロマン・ポランスキー監督の1965年の映画、「袋小路」を観る。
今日はドライアイになるほど疲れていたので、途中までと思って見始めたけど、
奇妙なシナリオと映像の魅力に、ついつい最後まで観てしまう。

納得いくまで、弾き込むしかない。
幾度も繰り返す。
練習の日々の中に、
100ぺん繰り返しても、その都度新鮮に弾ける時期
というものがある。
試行錯誤が楽しい。
そこを経て自分の曲になっていく。

jar氏が鎌倉の隣町、葉山から買って来た
「ブレドール」というパン屋さんの食パンを
トーストして食べた。
味も歯触りも良く、素晴らしくおいしかった。
趣味に走らず、けれんみ無く、
食パンとしての風味、おいしさがしっかり伝わって来た。
バランスのとれた細やかで質の良い味!
どれだけの試行錯誤を経てここにたどり着いたのだろう。
敬意を表します。



カフェ豆ちゃんのピアノと練習。
ピアノの低音部の音が以前よりぐんとクリアーになっていてびっくり。
ピアノは昨年11月お店に来て以来、コンサートで弾かれたり、
お客さんがポロンと弾いたりしているので
目覚め続けていられるのでしょう。
それに、お店に来る人たちがピアノのことを話題にして
「いいね、いいピアノだね。」と声をかけていることが、
ピアノの魂に作用しているのだと思います、きっと。天使
考え中だった前奏曲の数曲は、ピアノと話し合って、
豊かな低音の響きが生きる曲を選びました。にじピアノ


ローズゼラニウムのラムちゃん、今日も咲きました。これは夕方6時頃撮影。
朝膨らんでいたつぼみも咲いていました。ハート


ラムちゃん、将来は花ペンギン?ペンギンハッピーフィート音符
これは朝8時撮影。右側が今朝咲いていたお花。他はまだつぼみ。

左側の最初のお花の周りには兄弟姉妹が。



次の花が明日の朝には開いていそう。

コンマ何秒かで移り行く音、、、一秒のかけらにこだわる練習に疲れると、
ラムちゃんがラムちゃんの時間の中で着実に育ち、
花を増やそうとしているのを見に行きます。
そして自分の時間へ戻ります。

ラムちゃん開花ハート
胸をそらして「えっへん」
大きな地球に今日咲いた小さなお花 王冠2




たっぷり降った雨と今日の太陽でふくふくした
カモーミールの花粉団子団子


5月23日(金)午後7時30分(7時開場)
カフェ豆ちゃんにてコンサートが決定いたしました。


皆様のご来場を心よりお待ちしています。
今回は20席限定となっておりますので、
なるべくお早めにご予約下さい。
詳しくはカフェ豆ちゃんのブログをご覧下さい。




朝10時頃ハウステンボスに行き、お昼前までいました。
ハウステンボスで一人で静かに、好きなだけお花を見たり、
ぼーっとベンチに座って過ごすなんてはじめてのことハート

陽射しは初夏のようで、木陰の空気が気持ちよかったです。





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