バレエのビデオが観たいとルーが言うので、図書館に行ってみたけれど
無かった、、、。
ふと手に取った「リトルダンサー」という映画を借りて来た。
炭坑夫の父とバレエダンサーになる夢を抱く11歳の少年。
石炭の黒とバレエのコスチュームの白。
労働者階級と中流生活者。
さまざまなギャップがこの映画のテーマのひとつだった。
主人公の少年の周りの友だちは風変わりだし、
大人たちはそれぞれ失意を抱えて日々生きている、
その重苦しさをどこかユーモラスに温かい眼差しで描いてあるのが、
とても良かった。個性は見ようによってはいびつなものだ、
その個性を摘み取らずに認め合って生きていければ人生ハッピーだ。
主たるBGMはクラシックバレエのお話なのにT-Rexというこれまたギャップ。
I Love To Boogieで踊るシーンが痛快だった。