ピアノの部屋から今朝の雪景色
というわけで、今日はじっくり譜読み。
何故か今日はかなり、はかどりました。
ラヴェルの「夜のガスパール」第1曲、「水の精」
嬰ハ長調、♯わんさかついてるし音数も、多い。
でも、慣れればなんてことないんです(嘘です)
でも、だんだん快感に変わってくるのです。(ホントです)
とにかくせっせと雪かき、ならぬ音かき(?)読んでは運指考えて。
それにしても鍵盤上で
見慣れたファの場所が「ミの♯」であったり
日常的にソの場所が「ファのダブル♯」だったりするわけです。
おお、信じてたあの人が他人と思える瞬間みたいな、、、(違)
関係ないですが、子供の頃「私の中の他人」というドラマがあって
子供だから見せてもらえませんでした。
で不思議にも「ミの♯」と思って音を出すとファには聞こえないから感覚とは不思議。
ピアノが構造上便宜的にファとミ♯が同じ場所で済ませるしかないけど
ほんとはファとミシャープは別人、じゃない別音なんですから。
もっともっと考えてみれば、そもそも音の高さは無数にあるのだから
いったい「ファ」と「ミの♯」の彼方には何があるの??
妄想もあいまって
頭の中に音が雪のごとく舞い、降り積む。
ラヴェルの生んださざめく音の精は魅惑的。