本番前の調律、南野さんにお世話になりました。
絃洋会楽器店様からきれいなお花をいただき
また当日の進行のサポートをしていただき感謝です。
いよいよ迎えた本番では
みなさん立派に演奏してくれました。
前向きな大変良い演奏揃いで嬉しかったです。
前半の小学校中学年までの生徒さんは
素直で元気な表現で、可愛くきめてくれました。
親子連弾、姉妹連弾も華やかに盛り上がりました。
そして後半、小学高学年、高校生の生徒さんは
それぞれ実のある演奏で本当に素晴らしかったです。
頼もしくさえありました。
今年度は
上達のスパンを長い目でみることをこころがけ
レッスンに通うことがプレッシャーにならないように
多少のおさぼりも大目にみてきたような、、。
例年参加していたコンクールも今年はパスして
マイペースで進んできた子が多かったです。
これでいいのかな、と悩んだことも色々あったので
毎年発表会を見に来てくださってる方々から
みんな生き生きとよく弾いていたとの感想を
いただけて嬉しかったです。
ミスに関しては、弾く本人が一番敏感で
「本番で間違いたくない!」と、一生懸命ラストスパートかけて
練習してきたな、とわかりました。みんなほぼ完璧でした。
常々、左手だけ暗譜で通して弾く練習が大事、と私が言ってるのを
ちゃんと守って実行していたので、やはり本番でその成果が
出たのだと思います。
音の間違いは、一番表面的で本人がわかりやすいミスです。
だから、極端に言えば私が言わなくてもいいのです。
しかしメヌエット、タランテラ、ポロネーズなどの舞曲はその特徴的リズムや、
拍子感、フレーズに即した弾き方は教わらないとわかりません。
レッスンではそのことを重点的にやってきました。
演奏法に関しては、力まない、しなやかさをテーマに
姿勢が前のめりにならないように気をつけ、
指先だけでなく手のひらで鍵盤を感じることを
丁寧にレッスンして来ました。
身につけたい様々なテクニックがありますが
出来ない感でなく、出来てる感を少しずつ増やすようにして
自分のものにしていってほしいと思っています。
発表会を終え、
春から中学生になる生徒さんが、ピアノを続けると
言ってくれていることが本当に嬉しいです。
そして、いちどピアノをやめたとしても
またいつでも楽な気持ちで
再開してみてほしいなと願っています。