今日はピアノコンクール予選でした。
参加した4人の生徒さんの結果は
銅賞1名、優秀賞1名、準優秀賞2名で
みんな本選に進むことが出来ました。
3人の審査員の先生のつけた点数の合計点によって順位がつくのですが
その中の最も高い点数を3倍すれば、
逆に最も低い点数を3倍すれば、全く違う結果になるのです。
だから結果にとらわれすぎずに
また楽しくピアノを弾いていって欲しいです。
コンクールに出ようと思ったチャレンジ精神、
そして時間をかけて音楽に取り組み
本番の舞台で、真剣に弾いた自分に自信を持って
自分のピアノを大好きでいて欲しいと思います。
音楽は評価したりされたりするためのものではなく、
ひとりひとりの人生に与えられた喜びであり、そして
それを感じ合って喜び合うものなのですから。
レッスンする時、このことを
いつも見失わないようにしようと
生徒の笑顔や、涙を見ながらあらためて
心に刻みました。
しかし、堂々巡りのようですが
コンクールに出た以上は結局順位がつき、
生徒さんはどうしても「点数」で自分のピアノを捉えてしまいます。
コンクールの功罪、という問の一石を
自分に投じると、心に波紋が拡がり
そしてその石は、心の底へ沈んでいきます。
- 2013.07.22 Monday
- ピアノ教室
- 00:28
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- by poprin